【完全ガイド】エックスサーバーでのWordPressブログの始め方

エックスサーバー

こんにちは。不可思議絵の具です。

エックスサーバーでWordPressブログを始めるまでの手順を分かりやすく説明します。

WordPressブログを始めるならエックスサーバーが断然オススメです。

程よい料金で十分速く、安定しているのでコストパフォーマンスに優れているのが理由です。
当ブログもエックスサーバー上で稼働しています。

関連記事 【ついに来た】エックスサーバーがnginxとHTTP/2に対応!

関連記事 私がエックスサーバーを使う理由

この記事はエックスサーバーでWordPressブログを始めたい方々に向けて書きました。

この記事に書かれている通りに操作すれば、誰でも簡単にブログを開設できます。

内容は大きく

  1. エックスサーバーを申し込む
  2. ドメインを申し込む
  3. WordPressを自動インストールする

となっています。

ちょっと長い記事ですが、画像が多いだけで実際やることは実はそんなに無いですし、難しくもないです。

ブックマークしてゆっくりと読んで頂けますと幸いです。

記事の最後にPocketやはてブのボタンがありますのでそちらもご利用ください。

画面右に記事の目次がありますので、作業中断しても戻りやすくしています。

記事中の画像をクリックすると拡大して表示されます。

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エックスサーバーを申し込む

申し込みフォームを開く

  1. 公式サイトを開きます。
    公式サイトを開く
  2. 画面右にあるオレンジの「お申込みはこちら」ボタンをクリックします。
    トップページの「申し込み」ボタンをクリック
  3. 『サーバー新規お申込み[無料お試し10日間]』ボタンをクリックします。
    『サーバー新規申し込み』ボタンをクリック

申し込みフォームに記入する

申し込みフォームの記入

サーバーID、プラン、メールアドレス、その他必須事項を記入して『お申込み内容の確認』ボタンをクリックします。

記入項目の中で特に重要なポイントは2点です。

  1. サーバーID
    好きな英数小文字にします。
    これは

    • ドメインを使わない場合のURL
    • FTPアカウント
    • 管理画面内でのサーバーの区別(複数契約時)

    に使われますので、覚えやすい、愛着のわく名前が良いですね。

  2. プラン
    プランを「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」から選びます。
    初めは「スタンダード」で十分です。状況に応じて後からプラン変更できます。
【参考】価格・スペック早見表

参考 スペック早見表

プラン月額容量その他特典
スタンダード990円300GB
プレミアム1,980円400GB
ビジネス3,960円500GB

どのプランもサーバー初期設定費用として3,300円が別に必要です。
月額料金は一年契約の場合です。
エックスサーバーは差が容量だけなのでシンプルで分かりやすいです。

申込内容確認画面

  1. 登録内容が正しいか確認します。
  2. 『お申込みをする』をクリックします。

完了画面が表示されたら、確認メールが届いているはずです。

完了画面が表示されたら、確認メールが届いているはず

サーバー料金を支払う

登録直後は10日間無料の「お試し期間」なのでドメインを設定できません。
ドメインを速攻で設定したい場合は先にサーバー料金の支払いを済ませましょう。

ドメインを設定せずに、まずは動きを見てみたい場合は【WordPressを自動インストールする】まで読み飛ばしてください。

ドメインはできるだけ早く設定したほうが良いです。
なぜなら、あなたのドメインがインターネット全体に浸透する(=お客さんがあなたのページを開けるようになる)まで最長2~3日掛かるからです。
早いうちにドメインを設定して、浸透待ちの間にWordPressブログの設定と記事入れを済ませておきましょう。
お試し期間中に入金しても無料期間は無くなりませんのでご安心ください。
契約期間が無料期間分、延長されます。

ユーザーアカウント情報を控える

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Xserver】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この度は当サービスをお申し込みいただき誠にありがとうございます。
エックスサーバー カスタマーサポートでございます。
お申し込みいただきました、サーバーアカウント「ygkbsub」(X10プラン)の
設定が完了いたしました。
(所々略あり)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ユーザーアカウント情報
 会員ID    : xxx99999 ★★★メモ★★★
 メールアドレス: xxxx@yyyy.com ★★★メモ★★★
 パスワード  : ****
 インフォパネル: https://www.xserver.ne.jp/login_info.php ★★★メモ★★★
 :
(以下略)

メールに記載されている[▼ユーザーアカウント情報]の「会員ID」「パスワード」「インフォパネルのURL」を控えます。

今後、インフォパネル画面を開くために使います。

「インフォパネル」は契約内容を管理するための画面です。
サーバーを設定するための「サーバーパネル」も別にあります。

その他、サーバーのID・パスワード、FTPパスワードなどの重要情報も書かれていますので無くさないように注意してくださいね!

インフォパネルを開く

確認メールに書かれている「インフォパネルのURL」を開き、「会員ID」「パスワード」でログインします。

インフォパネルのログイン画面

  1. 会員IDを入力
  2. パスワードを入力
  3. 『ログイン』ボタンをクリック

サーバー料金を支払う

「料金のお支払い」をクリック

左メニューの「料金のお支払い」をクリックします。

サーバー料金を支払う

  1. 支払いをするサーバーにチェックを入れる。
  2. 更新期間を選択。
    【参考】期間別 価格早見表
    参考 期間別 価格早見表

    プラン
    期間
    スタンダードプレミアムビジネス
    3ヶ月3,960円
    (1,320円 × 3ヶ月)
    7,920円
    (2,640円 × 3ヶ月)
    15,840円
    (5,280円 × 3ヶ月)
    6ヶ月7,260円
    (1,210円 × 6ヶ月)
    14,520円
    (2,420円 × 6ヶ月)
    29,040円
    (4,840円 × 6ヶ月)
    12ヶ月13,200円
    (1,100円 × 12ヶ月)
    26,400円
    (2,200円 × 12ヶ月)
    52,800円
    (4,400円 × 12ヶ月)
    24ヶ月25,080円
    (1,045円 × 24ヶ月)
    50,160円
    (2,090円 × 24ヶ月)
    100,320円
    (4,180円 × 24ヶ月)
    36ヶ月35,640円
    (990円 × 36ヶ月)
    71,280円
    (1,980円 × 36ヶ月)
    142,560円
    (3,960円 × 36ヶ月)

    ポイント

    • それぞれ別途3,000円の初期費用が掛かります。
    • 契約期間が長いほど、月額が安くなります。
    • 個人的には1年契約をおすすめします。
      • 1年未満では期間がすぐに終わってしまいますので、やっと落ち着いたと思ったらすぐにサーバー引っ越しの時期になってしまいます。
      • 2年・3年契約だと、将来的にエックスサーバーより優れた所が出てきた時にもったいないですし、期間中に倒産するリスクもあります。
  3. 『お支払い方法を選択する』ボタンをクリック。
  4. 支払い方法を選ぶ。

支払い方法は

  • 銀行振込
  • クレジットカード
  • コンビニ支払い
  • ペイジー

が選べます。

私は払込の手間がないクレジットカード払いにしました。
下記はクレジットカード払いでの例です。

  1. 『クレジットカード決済画面へ進む』ボタンをクリック
    『クレジットカード決済画面へ進む』ボタンをクリック
  2. クレジットカード番号と有効期限を入力
  3. 『カードでのお支払い』ボタンをクリック
    『カードでのお支払い』ボタンをクリック

    サイトが成長した後で契約更新を忘れると痛い目にあうので、『自動更新設定を行う』にチェックを入れておくことを強くおすすめします。
    設定は後で変更できます。

ドメインを申し込む

すでにドメインを取得している場合や、エックスサーバー以外からドメインを購入している場合は【WordPressを自動インストールする】まで読み飛ばしてください。

関連記事 ムームードメインで取得したドメインを使う方法

申し込みフォームを開く

追加の申し込みをクリック

  1. インフォパネル画面左側の『追加の申込み』をクリックします。
  2. 『同意する』ボタンをクリックします。

『新規取得』をクリック

ドメイン欄の『新規取得』ボタンをクリックします。

ドメインプレゼントキャンペーン期間中にサーバーを申し込んだ場合は無料でドメインを取得できますので、『キャンペーンドメインお申し込みの方』をクリックします。

申し込みフォームに記入する

ドメイン名を記入

  1. ドメイン名に好きな英数字を記入
    【参考】ドメイン名のルール
    参考 ドメイン名のルール
    ・英小文字で始まること
    ・英小文字・数字・-(ハイフン)であること
  2. プルダウンでトップレベルドメイン(ドメイン名の末尾の文字列)を選択
  3. 『検索』ボタンをクリック
  4. 「申し込み可能」という文言が表示されていれば『申し込む』ボタンをクリック
    そうでなければドメイン名を変えてやり直し

『お申し込み内容の確認』ボタンをクリック

ドメイン名を確認し、『お申し込み内容の確認』ボタンをクリックします。

『お申し込みする(確定)』ボタンをクリック

『お申込する[確定]』をクリックします。

『料金のお支払い』ボタンをクリック

『料金のお支払い』ボタンをクリックします。

ドメイン料金を支払う

エックスサーバー ドメイン料金の支払い

  1. 支払いをするドメインにチェックを入れる
  2. 更新期間を選択する
  3. 『お支払い方法を選択する』ボタンをクリックする

あとはサーバー料金の支払いと同じ要領です。

ドメインがインターネット中に浸透するには2~3日程度掛かります。
その間は、URLに取得したドメインを打ち込んでも「無効なURLです」といった表示がされます。

この間にWordPressをインストールしておきましょう。

WordPressを自動インストールする

インストール画面を開く

サーバーアカウント情報を控える

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Xserver】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この度は当サービスをお申し込みいただき誠にありがとうございます。
エックスサーバー カスタマーサポートでございます。

(中略)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼サーバーアカウント情報

 サーバーID  : xxxxxxx ★★★メモ★★★
 パスワード  : ******* ★★★メモ★★★
 サーバー   : sv9999 サーバー
 初期ドメイン : xxxxxxx.xsrv.jp
 サーバーパネル: https://www.xserver.ne.jp/login_server.php ★★★メモ★★★

サーバー契約した時に届いた確認メールを開き、[▼サーバーアカウント情報]の「サーバーID」「パスワード」「サーバーパネルのURL」を控えておきます。

これらの情報は今後、サーバーパネルを開くために使います。

サーバーパネルを開く

確認メールに書かれている「サーバーパネルのURL」を開き、「サーバーID」「パスワード」でログインします。

インフォパネルの「会員ID」「パスワード」とは違うものですから気をつけてくださいね。
私は始めの頃、違いがイマイチつかめませんでした(^^ゞ

自動インストール画面を開く

  1. 「ホームページ」→「自動インストール」をクリックします。
    『自動インストール』をクリック
  2. WordPressをインストールしたいドメインを選び、『選択する』をクリックします。
    インストール対象ドメインを選ぶ
  3. 「プログラムのインストール」タブをクリックし、『インストール設定』ボタンをクリックします。
    WordPressを選ぶ

インストールオプションを記入する

インストールオプションを記入する

  1. インストール先のドメインを記入。
    基本的に空欄で良いです(空欄にするとURL直下にインストールされます)。
  2. ブログの名前を記入。
    後から変更できます。
  3. WordPressログイン用のIDを記入。
    好きな英数字を指定。
  4. WordPressログイン用のパスワードを記入。
    好きな英数字を指定しますが、破られにくいランダムな文字列を!
  5. アップデート情報などが届くメールアドレスを指定。
    後から変更できます。
  6. 「自動でデータベースを生成する」をチェック。
  7. 『インストール(確認)』ボタンをクリック。

確認画面の内容を控える

確認画面の内容を控える

内容を確認して『インストール(確定)』ボタンを押します。

  • MySQLデータベース名/ユーザ名/パスワード
  • (WordPress)ユーザ名/パスワード

は、その後必要になる重要情報なので必ず控えてください!

※「MySQL」はWordPressが使用するデータベースの名称です。

WordPressインストール完了画面

この画面が表示されたらインストール完了です。

WordPressとMySQLのIDとパスワードを控える最後のチャンスです。
必ず、控え忘れていないか確認してから、URLをクリックしてくださいね。

これらの情報が無いと、トラブルが起きた時にWordPressを削除する(ブログを消す)しか対処方法が無くなります!

WordPressの管理画面を開く

その前に! hostsの登録

取得したドメインがインターネット中に浸透するまではURLにドメインを入力しても開けません。それはドメインを取得した自分自身であっても同じです。

それまでの間は自分のPCの hosts ファイルにドメインを登録して、自分だけドメイン名でアクセスできるようにします。

サーバーのIPアドレスとドメインの組を hosts ファイルに追記します。

192.0.2.1	example.com
【参考】各OS別のhostsファイルの場所

参考 各OS別のhostsファイルの場所

OS場所ファイル名
WindowsC:\Windows\System32\drivers\etchosts
macOS/private/etchosts
【備考】サーバーのIPアドレスの調べ方

備考 サーバーのIPアドレスの調べ方

エックスサーバー サーバーIPアドレスの調べ方

  1. サーバーパネルを開く
  2. 画面左の「アカウント」→「サーバー情報」をクリック
  3. 「サーバー情報」タブ内の「IPアドレス」で確認できます。
何日からしたら hosts ファイルから登録を消しましょう。

ログインして動作確認

WordPressログイン画面

インストール完了画面に表示されたURLをクリックしてWordPressのログイン画面を開きます。

自動インストール画面で入力したWordPressのIDとパスワードでログインできるか確認してください。

以上でインストール作業は完了です。
お疲れ様でした!

まとめ

ようこそエックスサーバーへ!\(^o^)/

あとはひたすら記事を入れ続けるのみ!

機能を強化したくなったらプラグインを追加すると良いでしょう。
当ブログが使用しているプラグインをご紹介します。

当サイトで利用中のWordPressプラグイン一覧
WordPressって沢山の便利なプラグインがありますよね。 当サイトで使っているプラグインをジャンル別に紹介します。

WordPressをチューニングする時はこの記事を参考にどうぞ!

WordPressを爆速チューン!不要なプラグインは削除しよう
WordPressページの表示が遅い! リンクを押しても表示がワンテンポ遅れるのはサーバー側の処理時間が掛かっている時。 不要なプラグインを停止することで速くなります。 サーバーの処理時間の確認方法と実際に削除したプラグインを紹介します。

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PiwikはGoogleAnalyticsを使いたくないサイトに使うのに向いています。

エックスサーバーにPiwik(アクセス解析)をインストールする方法
無料なのに高機能なアクセス解析ソフト「Piwik」を「エックスサーバー」にインストールする方法です。 GoogleAnalyticsを使いたくないサイトに使うのに向いています。

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では(^O^)/

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