Javaが「スクリプトエラー」でアップデートできない時の対処法

トラブル解消

こんにちは。不可思議絵の具です。

Java Update Checkerで「スクリプトエラー」が表示され、Javaを最新版にアップデートできない場合の対処方法を説明します。

「スクリプトエラー」とは、具体的には下図の状態です。

【スクリプトエラー】
このページのスクリプトでエラーが発生しました。

ライン:1
文字:1
エラー:‘)’がありません。
コード:0
URL: 

このページのスクリプトを実行し続けますか?

『はい』『いいえ』

結論から言いますとJavaを再インストールすれば改善します。

本記事では、その具体的な手順を図付きで説明してゆきます。

スポンサーリンク

症状

ある日のこと、Javaさんからアップデート出来ますよとお知らせが。

OKス! アップデートお願いシャス!(ダブルクリック)

スッ・・・

はァ?!?!?!
アホか!!!!

「はい」「いいえ」どっちを押してもウンともスンとも言わず。

Javaコントロールパネルの『今すぐ更新』を押しても反応なし。

どうやらJavaのアップデートプログラムに不具合が起きているようです。

【注:Javaコントロールパネルの開き方】

スタートメニューの「Java」に『Javaの構成』という項目があります。
これをクリックすると「Javaコントロールパネル」が開きます。

スタートメニュー>Java>Javaの構成 をクリックすると「Javaコントロールパネル」が開く

対処方法

一番手っ取り早い対処方法はJavaの上書きインストールで、具体的には下記2手順となります。
(ちゃんとしたい方は、これら作業の前後でJavaのバージョン確認)

  1. 公式サイトからJava最新版の「インストーラー」をダウンロード
  2. 「インストーラー」を実行し、Javaを上書きインストール

これでJavaが最新版に更新されると同時に、アップデートプログラムの不具合も直ります

では、具体的な手順を説明してゆきます。

(任意)バージョン番号確認

更新が上手く行ったか確認するためには、インストールの前後でのバージョン番号が必要ですよね。
下記2通り、いずれかの方法でバージョン確認できます。

方法1:画面で確認(タップで表示)

画面で確認

Javaコントロールパネル(▶開き方)の【Java】タブで『表示』をクリックすると、表の「製品」の列にバージョン番号が表示されます。

例が悪く、図では2行出ていますが、通常の環境では1行だけ表示されます。

方法2:コマンドで確認(タップで表示)

コマンドで確認

PS C:\Users\fuka> java -version
java version "1.8.0_211"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_211-b11)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 25.211-b11, mixed mode)

コマンドプロンプトやPowerShellで「java -version」を実行するとバージョン番号が表示されます。

通常は実行結果1行目の java version "1.x.y_zzz" の部分を確認すれば十分です。

①公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロード

では、最新版への更新手順を説明します。

まず、Java公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロードします。
下記3手順を操作してください。

  1. Java公式サイトを開きます。
  2. 『無料Javaのダウンロード』をクリックします。
  3. 『同意して無料ダウンロードを開始』をクリックします。

JavaSetup*****.exe」というファイル(インストーラー)がダウンロードされます。

②インストーラーを実行し、上書きインストール

続いて、インストーラーを実行し、Javaを上書きインストールします。

 

JavaSetup*****.exe」がダウンロードされたら、EXEファイルを開きます。

Google Chromeの例

 

セットアップ画面が表示されますので、下記要領で操作してゆきます。

  1. 『インストール』をクリック
  2. ここがミソです。
    現在インストールされているJava(旧バージョン)が表示され、「古い物は消しなさい」と指示されますので、全てチェックを入れて『アンインストール』をクリックします。
       

    開発者なら「あえてチェックを外して旧環境を残しておく」といったこともあるでしょうが、一般的な利用者であれば全部消してしまって良いでしょう。
  3. 旧バージョンが正常にアンインストールされたことを確認し、『次』をクリックします。
  4. 新バージョンのインストールが行われます。
  5. 正常にインストールされたことを確認し、『閉じる』をクリックします。

 

以上で、Javaが最新バージョンに上書きインストールされました。

今回の例では、1.8.0_211から1.8.0_221にバージョン番号が上がっていました。

まとめ

以上、Java Update Checkerで「スクリプトエラー」が表示され、Javaを最新版にアップデートできない場合の対処方法の説明でした。

では(^o^)/

タイトルとURLをコピーしました